2009年07月14日

NINAGAWA 十二夜

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大阪松竹座七月大歌舞伎 NINAGAWA十二夜 を観てきました。

シェイクスピアのロマンティックコメディ

ふたごの兄妹、主膳之助と琵琶姫(菊之助二役)が嵐で遭難し、
生き別れになってしまいます。
琵琶姫は一人で生きていくため、男として獅子丸と名乗り
領主左大臣のお小姓として奉公します。

左大臣は織笛姫に恋こがれているのですが、叶わず、
織笛姫は使者として訪れた獅子丸(琵琶姫)に恋をし、
獅子丸(琵琶姫)は主君左大臣に恋をし、
なんだか話がこんがらがって…
結局、兄主膳之助が現われ、ちょうど2対2の2ペアになって
めでたしめでたしというお話です。

特筆すべきは舞台の美しさ、
冒頭、幕があがると同時に客席から「おおっ〜」と溜息がもれます。
異次元に引き込まれる感覚。
これからご覧になる方、楽しみになさってくださいね。

そして、菊之助さんの見事な演じ分け
美しい琵琶姫、男装の獅子丸、凛々しい主膳之助
それぞれの心まで丁寧に演じ分けられていました。
菊之助さんは踊りも美しく、声もよく通り、本当に魅力的。
イヤホンガイドの幕間インタビューがあったのですが、
歌舞伎に対する真摯な姿勢がうかがえ、こちらもよかったです。

さらに、舞台を盛り上げたのが亀治郎さん。
色っぽく、ちょっとお行儀の悪い、鉄火肌の腰元を
それはもう小気味よく演じて、必見です。
亀治郎さんは2月の「蜘蛛」ですっかりファンになりましたが、
何をやっても魅せてくれますね。

今回は随分台本を削ったそうですが、それでもかなりのセリフ。
皆さん大変だったのだろうと思います。
つっこみどころもあるのですが、華やかな舞台、
歌舞伎未経験の方も楽しめるはず、ぜひご覧いただきたいと思います。




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2009年05月08日

グラン・トリノ

久しぶりに映画を観ました。

クリント・イーストウッド監督、主演の「グラン・トリノ」

朝鮮戦争を引きずりながら、不機嫌に生きる頑固おやじウォルト・コワルスキー

妻を亡くし、周囲と折り合う気もなく、話相手は愛犬ディジィと愛車「グラン・トリノ」だけ。

そんな彼の隣に「ベトナム戦争でアメリカに味方したため、共産主義者に追われた」

モン族の一家が引っ越してきます。

明るく聡明な長女スー、不器用な少年タオ

差別意識の強いウォルトですが、結果的に姉弟を助けたことから交流が始まり、

少しずつ心を開いていきます。

けれどスーとタオにモン族のチンピラがつきまとい・・・。

ストーリーのおおよそは、この設定から想像がつきます。

それに主人公が病気というお話は嫌いなので、ちょっと嫌な感じもしたのですが、

スー、タオはじめ、おばあちゃん、お母さんと登場人物が本当に魅力的で、飽きさせません。

随所にちりばめられたユーモアも、変わっていくウォルトの様子も

悲劇的な事件を予感させながら、物語は進みます。


やがて、この姉弟の人生を守るため、彼は・・・。



言葉を失う結末に、館内あちこちから嗚咽がもれました。


もちろん、私もウォルトの男気、真のやさしさにうたれましたが、


最も心に重くのしかかったのは

ウォルトの生涯ただひとつの「懺悔」でした。

彼は神に許しを請うたけれど、その声を届けることなく逝ってしまった・・・。

勝手に。

そんなのって・・・。

私が嗚咽したのはこの部分です。



「深い感動」だけでない「虚しさ」が重く残る

秀逸な作品だと思います。










posted by 店長 at 18:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月07日

焼き鳥

もうバーベキューのシーズンではないのですが、

突然、炭焼き焼き鳥を食べようということになって、

文字どうり猫の額ほどの庭で、焼き鳥大会となりました。

やっぱり炭焼きの焼き鳥は旨い!

寒空の下、月を眺めながら楽しい宴でした。

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2008年11月10日

正倉院展

少し日がたってしましましたが、第60回正倉院展に行ってきました。
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今年最も印象的だったのは「白瑠璃碗(しろるりわん)」
ササン朝ペルシャ(現イラン)から伝わったカットグラスの碗です。
碗全体に80個の円形のカットが施され、
それが凹レンズ状となって、円形に連なりが透けて見える、
それは美しい器

はるかペルシャから、どんな道程を経て運ばれたのかと、溜息をつき、
この光り輝く器を手にした当時の人たちの驚きを思いつつ、
うっとりと拝見しました。

同じような器はイランなどでも出土されているようですが、
このように変色なく、完全な形で保管されているのは正倉院だけなのだそうです。

その他、
細かい木画が美しい「紫檀木画双六局(したんもくすごろくきょく)」や
聖武天皇が奏でられたという「刻彫尺八(こくちょうしゃくはち)」
などに惹きつけられました。

1200年以上前の宝物が、こんなにも大切に保管されてきたということは
本当に日本の誇りです。
「日本人でよかった」強く思います。





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正倉院展のあとは、善哉で一息ついて、
やっぱり日本人でよかった♪
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2008年10月20日

キエフ・オペラ「椿姫」

10月17日(金)オペラデビューしました。

もちろん、観に行っただけですけど。。。

以前から一度行きたいと思っていたのですが、なかなか機会がなく、
夫の従兄のお嫁さん(ギリギリの従妹?)と話が盛り上がって、
行こう!!ということになったもの。

キエフ・オペラ(ウクライナ国立歌劇場)のみなさん演じる、ヴェルディ作曲の「椿姫」
パリの社交会が舞台の、イタリア語のオペラ公演を、日本語の字幕付きで観劇しました。
ややこし〜(笑)

爆睡しないようにと、コーヒーを飲んで行ったのですが、
思った以上に面白かった!です。

パリの高級娼婦と真面目な青年との純愛と悲劇、
歌舞伎にもありそうなお話で、すんなり入れます。


舞台装置や衣装が、もう少し重厚だったら、
もっとゴージャスな気分に浸れただろうにと、そこのところは少し残念。

ジュリア・ロバーツのように泣けませんでしたが、
初めてのオペラとしては、十分楽しみました。

慣れてくると、「あのソプラノは・・・」なんて語れるのでしょうが、
道は遠いです。
posted by 店長 at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇・コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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