2010年03月17日

京都南座 三月花形大歌舞伎

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京都南座の三月花形大歌舞伎、夜の部へ行ってきました。
出し物は
「通し狂言 加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ)」
「猿之助十八番の内」とあるように、市川猿之助さんが
早替りや宙乗りを取り入れて作り上げられたお芝居だそうです。
今回は猿之助さんの甥である亀治郎 さんが七役、宙乗りを勤めます。
楽しみ♪

お話はお家乗っ取りに絡む、忠義のお話+怪談
七役は、というと
多賀大領(多賀家のお殿様)の奥方梅の方:上品でやさしい奥方
多賀大領(多賀家のお殿様):梅の方そっちのけで側室お柳の方に夢中
奴伊達平:家来の威勢のいい奴(やっこ)
望月弾正:お家乗っ取りを企てる悪者
鳥居又助:多賀家の武士花房求女(はなふさもとめ)の家来(平民)
     主に忠義を尽くすが、だまされて、梅の方を殺してしまう。
     盲目の弟の傍らで自害するなど、芝居の場面は一番長い
岩藤の霊:以前にお家乗っ取りを企み殺された奥女中岩藤の霊
     放置されていた骨が集まって(骨寄せ)復活!
     宙乗り&おどろおどろしく大活躍。
長谷部帯刀:多賀家の重臣(?)すいません印象薄いです。

とにかく早替りが早い!
梅の方が袖にに引っ込んだと思ったら、花道から多賀大領登場です。
それも息も切らせずに、というところがすごいです。
舞台装置も大がかりで、歌舞伎の「けれんみ」堪能できます。

けれんみだけでなく、鳥居又助が自害して果てる場面など
じっくり泣かせる人情芝居もあるのですが、
失礼ながら、この場面、記憶がとぎれとぎれなもので。。。

やっぱり圧巻は岩藤。
骨から復活したときは、美しい姿で満面の笑みで、宙を舞います。
満開の桜の上を舞うこのシーンは「フワフワ」と呼ばれているそう。
幽霊なのに、足を振って、楽しそうです。
その後のおどろどろしい場面では、骨っぽい動きがお見事。

亀治郎さん、悪女の場面が一番生き生きしているように見えました。

場内「亀ちゃん」ファンで満席でした。
3階で観てもも楽しいだろうと思います。






     
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2009年07月14日

NINAGAWA 十二夜

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大阪松竹座七月大歌舞伎 NINAGAWA十二夜 を観てきました。

シェイクスピアのロマンティックコメディ

ふたごの兄妹、主膳之助と琵琶姫(菊之助二役)が嵐で遭難し、
生き別れになってしまいます。
琵琶姫は一人で生きていくため、男として獅子丸と名乗り
領主左大臣のお小姓として奉公します。

左大臣は織笛姫に恋こがれているのですが、叶わず、
織笛姫は使者として訪れた獅子丸(琵琶姫)に恋をし、
獅子丸(琵琶姫)は主君左大臣に恋をし、
なんだか話がこんがらがって…
結局、兄主膳之助が現われ、ちょうど2対2の2ペアになって
めでたしめでたしというお話です。

特筆すべきは舞台の美しさ、
冒頭、幕があがると同時に客席から「おおっ〜」と溜息がもれます。
異次元に引き込まれる感覚。
これからご覧になる方、楽しみになさってくださいね。

そして、菊之助さんの見事な演じ分け
美しい琵琶姫、男装の獅子丸、凛々しい主膳之助
それぞれの心まで丁寧に演じ分けられていました。
菊之助さんは踊りも美しく、声もよく通り、本当に魅力的。
イヤホンガイドの幕間インタビューがあったのですが、
歌舞伎に対する真摯な姿勢がうかがえ、こちらもよかったです。

さらに、舞台を盛り上げたのが亀治郎さん。
色っぽく、ちょっとお行儀の悪い、鉄火肌の腰元を
それはもう小気味よく演じて、必見です。
亀治郎さんは2月の「蜘蛛」ですっかりファンになりましたが、
何をやっても魅せてくれますね。

今回は随分台本を削ったそうですが、それでもかなりのセリフ。
皆さん大変だったのだろうと思います。
つっこみどころもあるのですが、華やかな舞台、
歌舞伎未経験の方も楽しめるはず、ぜひご覧いただきたいと思います。




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2008年10月20日

キエフ・オペラ「椿姫」

10月17日(金)オペラデビューしました。

もちろん、観に行っただけですけど。。。

以前から一度行きたいと思っていたのですが、なかなか機会がなく、
夫の従兄のお嫁さん(ギリギリの従妹?)と話が盛り上がって、
行こう!!ということになったもの。

キエフ・オペラ(ウクライナ国立歌劇場)のみなさん演じる、ヴェルディ作曲の「椿姫」
パリの社交会が舞台の、イタリア語のオペラ公演を、日本語の字幕付きで観劇しました。
ややこし〜(笑)

爆睡しないようにと、コーヒーを飲んで行ったのですが、
思った以上に面白かった!です。

パリの高級娼婦と真面目な青年との純愛と悲劇、
歌舞伎にもありそうなお話で、すんなり入れます。


舞台装置や衣装が、もう少し重厚だったら、
もっとゴージャスな気分に浸れただろうにと、そこのところは少し残念。

ジュリア・ロバーツのように泣けませんでしたが、
初めてのオペラとしては、十分楽しみました。

慣れてくると、「あのソプラノは・・・」なんて語れるのでしょうが、
道は遠いです。
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2008年07月26日

かもめ THE SEAGULL

藤原竜也さん主演の「かもめ THE SEAGULL」を観てきました。

原作;チェーホフ
演出;栗山民也

ということで、ちょっと暗そう、と思いながら出かけたのですが。。。

覚悟しておいてよかったです。



芸術への理想と、愛を追い求め、報われず、破滅に向かう若者と
周囲の人々の物語、と言いましょうか 

膨大なセリフの応酬で、役者さんたちは大変だったことと思います。
鹿賀丈史さん、麻実れいさんはじめ脇を固める方々も熱演

それでも、今ひとつ感情移入できず、疲労感が残ったのはロシアの風土が
私の感覚に合わないからか。。。


舞台の上では水を得た魚のように、生き生きと光を放つ藤原竜也さん、
「この舞台をやることによって、自分自身がまたどう成長していけるか楽しみ」
と話しておられましたが、確かにこの舞台によって、大きく成長されるでしょう。
ただ、彼の大きな魅力である「躍動感」は抑えられていたのが、少し残念。
次回に期待です。

相手役の若い女優志望の少女ニーナを演じた美波さんはとても魅力的。
磨きこんでいないけれど光を放っている宝石の原石、という感じでした。


栗山さんは「これは喜劇」と語っておられたそうですが、
一方通行に夢や愛を求めるだけの勝手な人々の姿は、確かに滑稽といえば滑稽、か。











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2008年07月17日

七月大歌舞伎・伽羅先代萩

先日、松竹座で行われている七月大歌舞伎に行ってきました。
昼か夜か少し迷ったのですが、伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)
を観るために昼の部へ。

この「伽羅先代萩」という題、お香の「伽羅」が使われています。
お香に関するの書物では、伽羅はこの上なく素晴らしい香木なので、
「伽羅」=「この上なく素晴らしいもの」というこで、
「たいへん素晴らしい物語」という意味で使われている
という記述を読んだことがあります。

もちろん、そういう意味も含んでいるのでしょうが、
今回のお芝居で、その理由が分かりました。
このお話の発端となる、
先代(仙台とかけている)の主君足利頼兼(史実では伊達綱宗)
が伽羅で作った下駄を履いて廓通いをした(!)ということから、
きているのだそうです。

伽羅というのは本当に貴重で高価な香木です。
それを下駄にするなんて、まあ、なんという贅沢
確かにおしゃれといえばおしゃれ、
伊達男、というのはここから来ているんですね。
勉強になりました。
歌舞伎のお好きは方は続きもお読み下さい>>
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2008年06月09日

小田和正さんのライブに行ってきました

もう昨日になってしまいましたが、小田和正さんのライブに行ってきました。

昔からの大ファンで毎回参加という方も多いのでしょうけれど、
私は初めて。一度あのお声を生で聞いてみたいと思っていました。

開演前、まず、驚いたのはステージと客席の近さです。
大阪城ホールのどこからも距離を感じさせないステージの作り、
全てのお客さんに同じように歌を届けたい、そんな思いが感じられ
嬉しくなります。

「一生懸命やります」冒頭、そう仰いましたが、
そのとうり、本当に一生懸命歌って下さいました。
澄んだ声が胸にしみて、心が洗われるひととき、充分楽しませていただきました。
小田さん、ありがとうございました。

帰り道、我に返って考えたこと、
「笑顔が素敵でずっとずっと守りたい君」そんな「君」だった時代って、あったかしら・・・?
記憶にございません><
posted by 店長 at 01:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇・コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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