2008年09月19日

中国工芸の精華・沖正一郎コレクション 鼻煙壺1000展

大阪市立東洋陶磁美術館で開かれている
「中国工芸の精華・沖正一郎コレクション 鼻煙壺(びえんこ)1000展」へ行ってきました。

bienkoten.jpg

「鼻煙壺(びえんこ)」ってご存知でした?嗅ぎ煙草を入れる携帯用の小さな容器です。

嗅ぎ煙草は香料などを調合した粉末状のタバコを鼻孔にすりつけたり、吸い込んだりして
香りと刺激を楽しむのだそうです。・・・なんだかあやしげ。
17世紀にヨーロッパ王侯貴族のあいだで大流行し、17世紀半ばに中国へ伝わり、
清朝の宮廷で大流行したのだそうです。

清朝宮廷人が刺激を求めた嗅ぎ煙草。
それを入れるこの小さな壺の、なんと魅惑的であることか。

陶磁器に繊細な絵付けを施したもの、
色ガラスに被せガラスで、立体的な模様を彫りこんだもの(これはガレにも影響を与えたのかも)
同じガラス製でも、内絵といって壺の内側に絵を描いたもの(鉤型の筆で描くそうな)
七宝、象嵌、象牙細工、べっ甲細工
玉、翡翠、メノウ、水晶、そして石・・・
(石、といっても、石をくりぬいて壺にしてあるんですよ)

まさに贅をつくした芸術品、中国工芸の精華。
清王朝時代の職人の技術の高さに感嘆しました。

しかも、この1200個のコレクションは個人のコレクターから大阪市に寄贈されたもの。
この美しい壺に囲まれた人生、なんてゴージャスなんでしょう。
ここちらも溜息です。

コレクター沖正一郎氏は伊藤忠勤務、香港駐在の昭和30年頃にコレクションをはじめられ、
ファミリーマート創立、無印良品の会長など歴任された方だとか。
このコレクション、大阪市に寄贈してくださって本当にありがとうございます。


9月28日までです。まだの方はお早目に、お薦めです。



せっかく中之島に行ったので、ランチは中央公会堂食堂でオムライス♪


omrice.jpg

posted by 店長 at 00:52| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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